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飯塚市で、福岡キャリア・カフェ「キャリアのピンチの乗り越え方」を開催しました

8月21日、飯塚市役所2階カフェスペースにて、
福岡キャリア・カフェin筑豊「キャリアのピンチの乗り越え方」を開催し、
15名の方に御参加いただきました。

<パネリスト>

芳野 仁子
一般社団法人 家庭教育研究機構 代表理事

仁田原 沙緒里 氏
eNe代表

生田 美生 氏
公益財団法人地球環境戦略研究機関(IGES)北九州アーバンセンター・研究員 


【トークハイライト】 

【人生最大のピンチ&それをどう乗り越えたか?】

●芳野 仁子さん
仕事が楽しくて没頭しすぎた結果、病気で入院し半年間寝たきり状態に。
仕事だけでなく家族の介護もしなくてはならなかったあった。
周りに頼ることをしなかった自分だったが、ある作家の
「片方の手は人のために、もう片方は自分のために」という言葉や、
医師からの「親の願いはこどもが幸せであること。今のあなたは違うんじゃない?」
という言葉で乗り越えることができた。

●仁田原 沙緒里さん
産後うつが一番つらかった。妊娠中も休めず、倒れるまで仕事して点滴する日々。娘の成長を喜ぶよりも「今日一日がやっと終わった」という感じで当時の記憶がほとんどない。ある雑誌で「呼吸を整える」を読んで実践したところ効果があり、これをきっかけに身体心理学を学ぶようになった。このときのピンチが今の仕事につながっている。人に頼れるようになったら、逆に頼られるようになった。

●生田 美生さん
最大のピンチは、結婚し福岡に移住してからの転職活動。国際協力の仕事を福岡で見つけるのが困難だった。「長時間労働NG」「女性管理職がいる」「キャリアを生活かせる」など譲れない8つの条件があった。2年間かけてやっと見つけたのが今の会社。ここでは月の半分は在宅勤務で、子育てへの理解もあり、仕事も楽しくできている。強い意志を持って、待つことが大事。

【仕事で一番大切にしていること】

●芳野さん
私の口癖は「斬新!」。こどもたちと一緒にいると毎日予想外のことをしてくれる。
その予想外を楽しむための言葉が「斬新!」

●仁田原さん
患者さんが元々持っているものを生かすこと。欠けているものを補うのではない。

●生田さん
頑張りすぎないこと。身体は資本。自分が倒れると家庭も大変なことになるので、
仕事は7、8割でいいと割り切っている。


【参加者へのメッセージ】


●芳野 仁子さん
ピンチの時こそ燃える。生きた心地がする。色々あるけど、味わい尽くす。
いったん自分の中に受け入れてみて、一度乗り越えたら次もまた乗り越えられる。

●仁田原 沙緒里さん
自分の中で大事にしていることをずっと忘れずにいて。そうすると共鳴する人、
助けてくれる人に出会える。

●生田 美生さん
悩みや思いは言葉にして、周囲に話してみる。すると、
周りの言葉が踏み出す勇気を与えてくれたり、踏み出す力になったりする。

第二部の交流会では3つのグループに分かれて、自分のピンチや乗り越え方を話したり、
今の悩みを打ち明けたり。「頼ると甘えるの境界線が難しい」など、
仕事と子育てに悩む女性の声が特に多く聞かれました。
時には歓声があがり、時には涙する場面も見られ、深い交流になったようです。

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「福岡キャリア・カフェ」

開催日:毎週水曜日18:30~20:30
場 所:コワーキングスペースQ(JR博多シティ アミュプラザ博多 地下1階)

自分自身のブランディングやキャリアの見つけ方、健康や子育てとの両立など…
多彩なテーマごとに、働く先輩女性(ロールモデル)によるトーク&交流イベントや、
少人数での座談会、他の団体を交えた交流会、会員同士が自由に語り合える場など、
働く女性の皆様が出会い、つながるカフェを、毎週水曜日、オープンしています!

★詳しくは公式サイトにてお知らせしていきます!
🔗https://fukuoka-careercafe.net

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