レポート


7月19日、福岡市科学館6階にて、
「福岡キャリア・カフェ」大交流会を開催し、
ロールモデルと25名を含む121名の女性の皆さんが参加。
第一部は「キャリアのピンチの乗り越え方 」をテーマに、
村山総括コーディネーターを交え、3名のロールモデルがキャリア・トーク。
後半の第2部では全員が参加するワールドカフェで盛り上がりました。
【パネリスト】
◉コーネット 可奈 氏
アクセンチュア株式会社
ビジネスコンサルティング本部 Data & AIグループ マネジング・ディレクター
◉ 池田 雅 氏
成人式貸衣装店「みやび」小倉本店 店長・デザイナー
◉藤江 美奈 氏
飯塚市副市長
【トークハイライト】
●コーネットさん
一人目の子どもの育休中に管理職へ昇進という、前例のない人事にびっくり!
その後、福岡へ移住し二人目を出産。今度は夫が単身赴任になってしまい、
ワンオペで二人の育児と仕事の両立という大ピンチ。そんな中、
自分がロールモデルになろうと、管理職でも短日勤務、さらには
地方在住という柔軟な管理職スタイルを周りを巻き込みながら築き上げた。
●池田さん
常にピンチだった。新成人のために作り始めた「ド派手衣装」を
「北九州の恥」と言われながらも、ただひたすらに目の前の若者の願いを
叶えようと作り続けてきた。自身の情熱が、今では「地域の観光資源」となり、
またパリコレやニューヨークファッションウィークなど海外にも展開。
当時はとても思えなかったが、今思うと「ピンチ」は「チャンス」につながるもの。
●藤江さん
社会人のスタートがJALのCA、出産退職(当時はそれが普通)してからの離婚。
非正規や任期付きなど多様な雇用形態での就業経験、子育てと介護の両立など、
先の見えないギリギリの生活を乗り越えてきた。自分にとってのチャンスとは
信頼できる人との出会いだった。今のままではいけないと、
50代で大学院進学するなど、「人生100年時代」を体現し、道を切り拓いてきた。
パネリストの皆さんの言葉ひとつひとつが参加者の心に響きました。
第2部はワールドカフェ形式で、25名のロールモデルと参加者がテーブルを移動しながら直接お話し。
参加者同士の交流も相まって、さまざまな視点・気づき・言葉が飛び交っていました。
アンケートでは「気持ちが前向きになった」という声が多数!
参加者の中で印象に残った言葉として
「叶える。10回口にすれば願いになる」
「一人で抱え込まない。人とのつながりが大切」
「色んな人の経験談を聞くことの力」など、様々な感想をいただきました。
この大交流会は、12月にも開催を予定しています。
詳細が決まりましたら、SNSやホームページでお知らせいたします。
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「福岡キャリア・カフェ」
開催日:毎週水曜日18:30~20:30
場 所:コワーキングスペースQ(JR博多シティ アミュプラザ博多 地下1階)
自分自身のブランディングやキャリアの見つけ方、健康や子育てとの両立など…
多彩なテーマごとに、働く先輩女性(ロールモデル)によるトーク&交流イベントや、
少人数での座談会、他の団体を交えた交流会、会員同士が自由に語り合える場など、
働く女性の皆様が出会い、つながるカフェを、毎週水曜日、オープンしています!
★詳しくは公式サイトにてお知らせしていきます!
🔗https://fukuoka-careercafe.net
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