12月4日、JR博多シティ内コワーキングスペースQにて、
12月の月イチ・キャリアイベント
「起業という選択肢」を開催しました。

会場参加とオンライン参加で合計50名の皆さんで盛り上がりました。

パネリスト

◉舌間 陽子 氏
株式会社アンジュブラン代表取締役

◉西﨑 彩智 氏
株式会社Homeport 代表取締役

◉橋本 華恋  氏
キャンプ女子株式会社 代表

【トークハイライト】

◉舌間さん
10年間の売上グラフをスライドにして、オープンに話してくれました。
初年度売上510万円という数字に「役員報酬は取れたのか？」と聞くと、
初年度はゼロ円、2年目は月5万円くらいだったそう。
切り抜けられたきっかけは、新しく始まった小規模保育事業所事業に手を挙げたこと。
認可が取れて経営が安定してきたとのこと。
小規模保育事業所スタート時、設備費として必要な3,500万円の借入をしようとしたところ、
銀行から「元主婦でしょ？」と断られるなど、悔しい思いをしたことは何度もあったそう。
今では、売上1億4,000万円、40名のスタッフを雇用する経営者です。

◉西崎さん
20年間の専業主婦を経て、夫のリストラをきっかけに、「片付け」を仕事にしようと起業。
初めは、自宅に訪問して片付けるやり方だったが、途中で、お客様に来てもらうスクール形式に変更。
ブレイクのきっかけは、働く女性向け情報誌「アヴァンティ」に広告を出したこと。
創業から5年で売上は5億円に。
片付け講座は一度も受講したことはないが、授業内容は専業主婦として20年間やってきたことを
体系化したオリジナルのもの。スタートしてまもなく東京に進出。東京は高額所得の働く女性が多く、一気に広がった。
また、受講生ネットワークから「AERA」でコラムを書くことになり、閲覧数50万を叩き出す。その後、大手メディアからの取材が相次ぎ、本の出版も3冊となりました。

◉橋本さん
会社員の時、アウトドアに出会い「人生一度きり。やりたかったことしたい」と
共同経営者と2人で起業。2018年に始めたInstagramは、3か月でフォロワーが1万人に。
事業のスタートは、「手ぶらでグランピング」。プログラミングを学び、自分で設営やレンタカーまで
一括手配できるアプリを作ってローンチ。メディアにも取り上げられ、フォロワーは3万人いたが、
福岡ではニーズがなく、お金にならないので、すぐに次の新しいことを始めた。
福岡市のスタートアップ支援施設FGNで「キャンプのことなら何でもやります」と話していると、
油山市民の森の実証事業にトライできることに。今では発信の運用代行やイベント企画など
たくさんの事業をしている。起業時は、プライベートもなく、眠らずに頑張ってきた。
「起業は本当に甘くない」ということを実感したという。

舌間さんの広報手段は、イベントに顔を出すこと。
西崎さんの広報手段はSNSの広告。
橋本さんは事業ごとに、届けたい対象ごとに広報手段を変えているという。
3人とも共通していたのは、表に出て、信用を得ること。

【経営理念（ミッション）】

舌間さん「お母さんの実家代わりになりたい」
西崎さん「片付けを通して家族を笑顔に」
橋本さん「キャンプのある人生は楽しい」
 
交流会では、起業した参加者が「自分がやっている事業はわかりにくいと思いました」とつぶやかれたのが印象的でした。
３人のパネリストは、自分の事業やその思いをわかりやすく伝えてくれて、経営理念（ミッション）もわかりやすいと。

他にも「面白かった」「刺激を受けまくり！」などいろんな感想がありましたよ！

これからも、会員の皆さまの関心が高いテーマでトークライブを開催する予定です。
皆さまのご参加、お待ちしています！

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「福岡キャリア・カフェ」

開催日：毎週水曜日18:30～20:30
場　所：コワーキングスペースQ（JR博多シティ アミュプラザ博多 地下1階）

自分自身のブランディングやキャリアの見つけ方、健康や子育てとの両立など…
多彩なテーマごとに、働く先輩女性（ロールモデル）によるトーク＆交流イベントや、
少人数での座談会、他の団体を交えた交流会、会員同士が自由に語り合える場など、
働く女性の皆様が出会い、つながるカフェを、毎週水曜日、オープンしています！

★詳しくは公式サイトにてお知らせしていきます！
🔗https://fukuoka-careercafe.net

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