11月6日、JR博多シティ内コワーキングスペースQにて、
11月の月イチ・キャリアイベント
「役員になるってどんなこと？」を開催しました。

＜パネリスト＞

◉武富 恭子 氏
イオン九州株式会社 上席執行役員

◉伊東 知子 氏
株式会社西日本フィナンシャルホールディングス
取締役監査等委員

◉岡部 麻子  氏
岡部麻子公認会計士事務所代表、3社の社外取締役

【トークハイライト】

武富さん、伊東さんは、管理職に抜擢され、部下を持つ立場になって、
その面白さに目覚め、役員を目指すようになっていき、
岡部さんは42歳の頃、「決めることができる立場にいかなければ」と
明確に思うことがあり役員を目指したそうです。

「役員になって見える景色は？」という質問では、

「決定権と、入ってくる情報の量と質が圧倒的に違う」 というのが、
伊東さん、岡部さんともに一致した意見でした。

広く会社全体を見ることができ、責任は重いけれど自由度が高いのが役員。
会う人が変わり、刺激的で人脈が広がるのも役員の醍醐味のようです。

「管理職と役員の違いは？」という質問には、

伊東さんが、「管理職は一緒に仕事をする部下の成長を感じられるのが醍醐味」
岡部さんが、「部下やお客様に近く、部下を育てる面白さがあるのは管理職」、
「ビジョンを見せ、引っ張っていくのが役員」 と答えてくれました。
お二人とも「管理職と役員、それぞれに面白い」と言われていました。

また、役員はものすごく忙しいのでは？と思いましたが、
武富さん、伊東さんはほとんど定時に帰れるくらいワークライフバランスが取れているそう。

しかし、これまで一番仕事をした頃の話を聞くと、
武富さんは、「店長時代、朝4時にお店を開け、0時にお店を閉めることもあった」
伊東さんは、「会社に住んでいると言われていた」
岡部さんは「終電、深夜バスで帰るのが目標で、連日夜中まで仕事していた」

と、３人ともそれはもう壮絶！

男性との評価の違いについての質問では、 ３人とも「仕事で評価してもらうよう頑張った」と、
男女差をものともせず実力で上がってこられたことがうかがえました。
昔は差を感じることも多かったとのことですが、最近は感じることも少ないとのこと。

【皆さんへメッセージ】

武富さん「会社が合併して、キャリアや考え方が変わった。
人生、何が起こるかわからない。まずやってみる！チャンスを断らない！」

伊東さん「男性目線主体の経営や社会を変えるためにも、物事を決める女性が増えるとうれしい」
岡部さん「役員になるためのポイントは、仕事ができることに加え、
上の人たちに『仲間にしたい』と思われること。
媚びる必要はないが無駄に敵を作らない。行動や言い方を工夫する」

こんな女性の役員が増えていったら頼もしいですね！

後半のパネリストを交えての交流も和気藹々と盛り上がりましたよ！
これからも、会員の皆さまの関心が高いテーマでトークライブを開催する予定です。
皆さまのご参加、お待ちしています！

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「福岡キャリア・カフェ」

開催日：毎週水曜日18:30～20:30
場　所：コワーキングスペースQ（JR博多シティ アミュプラザ博多 地下1階）

自分自身のブランディングやキャリアの見つけ方、健康や子育てとの両立など…
多彩なテーマごとに、働く先輩女性（ロールモデル）によるトーク＆交流イベントや、
少人数での座談会、他の団体を交えた交流会、会員同士が自由に語り合える場など、
働く女性の皆様が出会い、つながるカフェを、毎週水曜日、オープンしています！

★詳しくは公式サイトにてお知らせしていきます！
🔗https://fukuoka-careercafe.net

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