レポート
10月2日、JR博多シティ内コワーキングスペースQにて、
10月の月イチ・キャリアイベント
「子育て・介護 家庭両立期のキャリア・アップ」を開催しました。
<パネリスト>
◉古庄 美樹 氏
株式会社MIKI・ファニット
代表取締役
◉方 玉華 氏
西日本鉄道株式会社
新領域事業開発部
係長
◉平野 理都子 氏
ハピネス保育園
園長
今回もパネリストから珠玉の言葉をたくさんもらいました!
【トークハイライト】
●古庄さん
「専業主婦時代に、『変わらない毎日が嫌』と一念発起して活動開始。
ジェットコースターのような人生」
専業主婦の辛さ、公民館でボランティア、子連れ時のまわりの反応、
パート、NHKの体操の先生、夫との葛藤、起業、大学院進学と、
語り尽くせないたくさんのエピソードがある古庄さん。
子どもの成長に合わせて、少しずつキャリアを変化させていった。
しかも大変な勉強家で、現在2つ目の大学院に在学中!
「女子大生を11年、人生の5分の1は女子大生」
MBAを取得したり、感性学を学んだり、その成果を、確実に仕事に生かせるよう努めている。
「シニアの頑張りが若い人たちへのエールになる。子どもたちがおもしろく生きられる社会をつくりたい」とおっしゃっていました。
●方さん
「自分で運命を変えたい!子育て期だからとあきらめず、やりたいことにチャレンジ!」
育休復帰から1ヶ月後、社内ベンチャー制度に応募し採択され、
自ら起案した事業「中国向けライブコマース」に取り組んでいる方さん。
西日本鉄道㈱に初めての外国人総合職として入社し、10年勤めてきたが
「自分は何者でもない」というのが悩みだった。育休期間中に、
ECや投資など、新しい時代についていくため、さまざまな勉強をして、力を蓄えた。
子育てとの両立の大変さと今の仕事の楽しさを存分に伝えてくれました。
●平野さん
「子どもたちは大丈夫。お母さんたちは、子育てに他の人の手を借りながら、自分の人生をしっかり生きて欲しい」
保育士のパートと講演の仕事をしていたとき、企業内保育所の運営を任されることに。
保育士さん同士がお互いに助け合って運営できる園を目指して、
「園長ならします」と応えた。 園長就任2ヶ月で3人目の妊娠がわかったが、
カバーし合う仕組みを作り上げていたので大丈夫だと思えた。
一人で頑張っていく人が多すぎる。子どもを信じて、
周りを頼っていくことが大事。ご自身も、部下に弱みを開示することで助け合うチームが作れている。
我が子を保育園に預けて社会に出ることに罪悪感を抱えてしまうお母さんを、たくさん見てきた平野さんのメッセージは力強かったです。
【家事・育児の分担について】
●古庄さん
1度目の結婚のときは、ワンオペだった。今は、2拠点生活のため、
それぞれ家事を行っている。子どもは、男性も家事をするのが
当たり前という考えのため、息子も積極的に家事を行っている。
●方さん
6:4で夫が多くやっている。中国は共働きが多いため、家事・育児は半々で負担している。
●平野さん
今は、5:5で行っている。1人目、2人目のときはワンオペだったが、
3人目のときに仕事が忙しくなり、夫がフルリモートになったこともあって、分担が変わった。
【子どもの受験について】
●古庄さん
一緒に勉強していた。辛いときは正直に口に出していたが、
最後は必ずポジティブな言葉で終わるようにしていた。
子どもからは、「お母さんがロールモデルになった」と言ってもらえた。
●平野さん
受験生だからといって扱いを変えない。自分が頑張っている姿を見せて、お互いに応援しあう。
「いま」を一生懸命生きている女性たちは、素敵ですね!!
後半のパネリストを交えての交流会も、時間が足りないくらい盛り上がっていました。
これからも、会員の皆さまの関心が高いテーマでトークライブを開催する予定です。
皆さまのご参加、お待ちしています!
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「福岡キャリア・カフェ」
開催日:毎週水曜日18:30~20:30
場 所:コワーキングスペースQ(JR博多シティ アミュプラザ博多 地下1階)
自分自身のブランディングやキャリアの見つけ方、健康や子育てとの両立など…
多彩なテーマごとに、働く先輩女性(ロールモデル)によるトーク&交流イベントや、
少人数での座談会、他の団体を交えた交流会、会員同士が自由に語り合える場など、
働く女性の皆様が出会い、つながるカフェを、毎週水曜日、オープンしています!
★詳しくは公式サイトにてお知らせしていきます!
🔗https://fukuoka-careercafe.net
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