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月イチ・キャリアトーク「経験と私らしさを仕事に 〜副業・兼業・フリーランス〜」開催レポート

2026年8月5日(水)、今年度第3回目となる月イチ・キャリアトークを開催しました。

現地とオンラインのハイブリッド開催となり、当日は合わせて84名もの皆さんにご参加いただきました!

今回のテーマは「経験と私らしさを仕事に 〜副業・兼業・フリーランス〜」。 働き方の選択肢が増える中で、「今の経験をどう活かすか」「自分らしい働き方をどう叶えるか」に関心を持つ方が増えています。 今回は、会社員をしながら副業に挑戦している田中綾さんと、パラレルワーカーとして複数のキャリアを歩んでいる夏脇栄子さん。お二人のロールモデルをお迎えし、副業に踏み出したきっかけや、仕事の相乗効果などリアルなお話を伺いました。

💡 心に刺さる、当日の「ピックアップワード」

トークライブ中、参加者の胸を熱くしたロールモデルたちの言葉の数々を紹介します。

「やりたいという想いを周囲に伝えることで、必然のような偶然(チャンス)を引き寄せる」 ―― 田中 綾さん

「自分の人生の舵は、自分で取る」 ―― 夏脇 栄子さん

「社外での出会いや学びが大きな刺激になり、結果として本業へのモチベーションやスキル向上にもつながっている」 ―― 田中 綾さん

「会社員としての『静』と、自営としての『動』。異なる性質の仕事を両方やることで、双方の視点が深まる」 ―― 夏脇 栄子さん

【今回のパネリスト】

田中 綾さん(株式会社NTTドコモ九州支社 カスタマーサクセス部 管理職)

NTTドコモに勤務しながら、国家資格キャリアコンサルタントを取得。 現在は休日に「キャリアコンサルタント養成講座のサブ講師」や「ピープルマネジメントアカデミーのサブトレーナー」といった副業を展開し、社内外で人材育成やキャリア支援に携わる。

夏脇 栄子さん(プロスペリティ代表/個人事業主・会社員)

パーソナルスタイリスト(11年目)、不動産エージェント(2026年開始)、週2日のリモート会社員(論文出版支援)という3つの顔を持つパラレルワーカー。 ライフステージの変化に合わせてフレキシブルに働き方をアップデートし続けている。

第1章:新しい一歩を踏み出した「きっかけ」

役職就任を機に学び直し、想いを発信してチャンスを引き寄せる(田中さん)

課長職への昇進をきっかけに「部下の育成や支援に役立てたい」と学び直しを決意し、国家資格キャリアコンサルタントの養成講座へ通うことにした田中さん。 資格取得後、講座の先生から「手伝ってくれないか」と声をかけられたことが副業の第一歩となりました。また、別の講座にも自ら足を運び、交流会での出会いをきっかけに声を掛けられ、新プロジェクト立ち上げにも携わることとなりました。学び、人と関わる中で「人の支援をするような仕事がしたい」という想いを周囲の人に話すことで、偶然を引き寄せたと振り返ります。

環境の変化に直面し、「なりたい自分になるため」と副業を決意(夏脇さん)

40歳まではフルタイムの会社員だった夏脇さん。出産後、育児を手伝ってもらっていた母親の病気によりワンオペ育児と介護が重なり、「描いていた理想の子育てや生き方ができない」という状況に。 先輩ママの「子供が小学校に入学するまでが勝負よ」という言葉を胸に、子どもが小学校に上がるまでに「なりたい自分に整える」と目標を定め、平日は会社員として働きながら、週末スタイリストとして副業をスタート。SNS発信から始めました。色々と周囲に言われることもあったそうですが、自分の軸をしっかりもち、前に進んだ夏脇さん。週7日働く生活を続け、副業の予約が4カ月先まで埋まったころに、会社と相談し、現在の週2日勤務(リモート)の働き方へ切り替えました。

第2章:本業と副業の相乗効果

「複数の仕事や社外の活動を持つことで、どんな変化や相乗効果があったか」というテーマでは、具体的なメリットが明かされました。

社外での刺激が本業の活力とスキルになる(田中さん)

NTTドコモでは人生100年時代と言われるなか2000年から副業がOKに。資格取得も後押しする制度が社内にあったと言います。「社外で多様な価値観を持つ方々と出会うことで視野が広がり、大きな刺激を受けています」と語る田中さん。 休日での学びや副業でのアウトプットが、結果として本業でのマネジメントや業務へのモチベーション向上に還元されるという、良い循環が生まれていると話します。

「静」と「動」のバランスが自分を高める(夏脇さん)

夏脇さんは、組織の中でチームワークや安定した基盤がある会社員を「静」、自ら市場を開拓していく自営を「動」と表現。 「双方の環境を経験することで、それぞれの良さや課題が俯瞰して見えてくる。片方の経験がもう片方の仕事のアイデアやスキルとして生かされています」と、複業ならではの強みを提示していただきました。 会社の上司からも「社内にはない別の視点を運んできてくれる」と評価されているそうです。今年から始めた不動産エージェントは友人からの紹介で、すでに成果を上げられています。

第3章:大切にしていることは何ですか

最後は、質問タイム。申し込み時のアンケートにいただいた質問に答えていただきました。メモを取る参加者の姿も多くみられました。

質問:チャンスをつかむために日ごろ心がけていることはありますか?

田中さん:自分がやりたいと思うことが目の前に来た時に、悩むこともありますが、ちょっとだけ無理しても、出来るだけ飛び込む気持ちでいます。チャンスの神様は前髪しかないと言うように、通り過ぎてしまうと、そのチャンスはもう二度と掴めません。また、自分の気持ちを伝えているうちに、チャンスがくる瞬間があるので、周りの人に話すということも大切かもしれません。

夏脇さん:依頼されたらyesということを心掛けています。何でも引き受けるわけではありませんが、まずはやってみる。そうすると、想像もしなかった出会いがあることもありますよ。

質問:活動する中で大切にしていることは何ですか?

田中さん:多様な価値観に触れた時、それをポジティブに受け取るようにしています。

夏脇さん:一番大切にしていることは信頼です。約束を必ず守る、連絡の返信をきちんとする。日々の小さなことの積み重ねが必ず信頼につながると思います。

質問:時間の使い方のコツ、タイムマネジメントはどうしていますか?

田中さん:本業の時間と副業の時間をきっちり分けるのが鉄則です。副業の方も時間調整しながら、家族に了承を得て活動しています。

夏脇さん:時間管理については未だ彷徨っていますが、年末年始に友人と集まり、カテゴリー別に目標を立てています。年の途中で確認し、偏っていないかなど再確認していますね。

エピローグ:未来のキャリアを考える方へ

最後には、自分らしいキャリアを作っていきたい参加者へ向けて温かいメッセージが贈られました。

田中さん:副業は、キャリアに対していい影響を与えてくれると思っています。何かやりたいことがあれば、幅を広げるイメージでぜひ挑戦してみてください。

夏脇さん:私は別に特別な才能がある人だとは思っていませんが、小さなチャレンジを積み重ねてきました。最近すごく大切だと思っていることは、「人生の舵は自分でとる」ということ。選択の時、「 どんな人生を自分は選びたいの?」というのを自分自身に問いかけています。まだまだ、私も挑戦の最中。皆さんも一緒に挑戦していきましょう。

第2部の様子

第2部ではグループに分かれ、パネリストや事務局スタッフを交えた交流会が行われました。

参加者のアンケートからは

「お仕事への出会い方や環境は違うお二人ですが、チャンスはつかむ、偶然を必然に変える、yesと言う、といった常に前向きな姿勢にパワーをいただきました。」

「経験がなくても一度飛び込んでやってみることをこれからも続けていきたいと思いました。」

「社外の方と出会うと、色々な生活や働き方をしている方がいるなと感じられます。あまり周りにはいない働き方をされている方々とお話して、刺激を受けました。」

など、たくさんの熱いご感想をいただきました。

【編集後記】 副業やフリーランスという働き方は一見ハードルが高く感じられますが、お二人のお話からは「自ら意思決定をすること」「日々の信頼を積み重ねること」という、どんな働き方にも共通する大切な土台が見えてきました。 自分らしいキャリアを切り拓くためのヒントと勇気をもらえる時間となりました。

次回の「月イチ・キャリアトーク」は9月2日(水)19:00より、「私らしく働き、私らしく生きる~キャリアと健康~」をテーマに、現地とオンラインのハイブリッドで開催予定です。申込みが必要ですので、ぜひ公式HPやInstagramをチェックしてみてください!