レポート
5月7日、JR博多シティ内コワーキングスペースQにて、
5月の月イチ・キャリアイベント
「やりがい?それとも不安? 管理職のリアルトーク」を開催し、26名の方に御参加いただきました。


【パネリスト】
◉コーネット 可奈 氏
アクセンチュア株式会社
ビジネスコンサルティング本部 Data & AIグループマネジング・ディレクター
◉ 別府 千草 氏
株式会社フォーバル
九州・中四国カンパニー福岡第二支店 支店長
◉高間 和子 氏
株式会社FUTAEDA
ヘルスケア事業部 課長
【トークハイライト】
【管理職のやりがい】
●コーネットさん
変化の激しい業界であり、仕事自体が楽しい。管理職としては、チームをうまく動かせたり、チームメンバーのエンゲージメントが高いと嬉しい。プロジェクトメンバーの選定で、必要な人員と適性に合ったポジションがパズルのように。パチッとはまったとき、非常にやりがいを感じる。
●別府さん
26歳で管理職になり、権限を持つことでやれることが圧倒的に広がった。チームで新しいことを生み出し、形とすることがやりがい。大変なことも忘れられるくらい面白い。やりがいしかない。社員のため、クライアントのために「決められる」のが管理職。
●高間さん
従業員60人の会社で同族企業。中途採用で6年になるが、親族以外で女性の管理職は自分1人。小さい会社だからこそ社長と一緒に経営に関われるのが面白い。仕事が好きで「もっと仕事を任せてほしい」と思っている。
【管理職の「不安」はあるか?】
●コーネットさん
28歳で育休中に管理職になり、周囲にワーママ(ワーキングママ)がいなくて大変だった。復帰時に上司ととにかく話し合い、短時間勤務や短日勤務で乗り切った。当時、謝ってばかりで自分にガッカリだったが、謝り慣れるし、休み慣れる。周囲がとても協力してくれた。
●別府さん
不安はあるし、常に自信満々なわけではない。自分の判断が人に影響を及ぼすので、判断を間違ったらと思うことはある。「白鳥のように水面下でバタバタしろ」と上司に言われている。部下に自分の迷いや不安は見せない。部下が不安になってはいけないから。
●高間さん
不安はない。壁にぶち当たったときに、悩むことはもちろんある。例えば、社長から色々言われても、自分を肯定してくれる人や励ましてくれる人に会う。 「私、頑張ってる!」と、自分で自分のことを認める。
【参加者へメッセージ】
●コーネットさん
「責任持ちたくない」「生活変えたくない」と悩む人は多いのかも。やってみたら助けてもらえたり、何とかなる。一歩踏み出してみると思ったより大変じゃない。ひとりで悶々するのはもったいない。人に相談すると心が軽くなる。
●別府さん
女性が管理職をするのは正直大変。男女間で体力も違うし。でも、困った時は社内外で誰かが助けてくれるもの。ご縁を大事にして相談するといい。ココに来ている段階で素晴らしい。きっと共感しあえる仲間ができる。
●高間さん
知る→動く→考える。考えるは最後。動いてから考える。私にとって自己成長が仕事の醍醐味。管理職はものすごく自己成長できる。
第2部では、4つのグループに分かれて交流しました。
参加者からは、
「幅広いお話が聞けて、とても刺激的で明日からのパワーをいただきました」
「将来的に管理職を目指す気持ちが1歩進んだ気がします」
「自分の知らない、見えてなかった世界を知ることができて面白かった」
などの感想をいただきました。
【次回】
6/4(水)19:00~「会社をおもしろくする〜組織の中で動くという選択〜」
をテーマに開催します。これからも様々なテーマでトークライブを開催する予定です。
皆さまのご参加、お待ちしています!
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「福岡キャリア・カフェ」
開催日:毎週水曜日18:30~20:30
場 所:コワーキングスペースQ(JR博多シティ アミュプラザ博多 地下1階)
自分自身のブランディングやキャリアの見つけ方、健康や子育てとの両立など…
多彩なテーマごとに、働く先輩女性(ロールモデル)によるトーク&交流イベントや、
少人数での座談会、他の団体を交えた交流会、会員同士が自由に語り合える場など、
働く女性の皆様が出会い、つながるカフェを、毎週水曜日、オープンしています!
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